都立高校の入試にも「スピーキングテスト」?
皆さま、いつもブログを読んで頂き誠にありがとうございます。また、「えっ?」と思わせる情報が私の耳に入ってきましたので共有させて頂きます。なんと、都立高校の入試にも「スピーキングテスト」を導入するというものです。詳しくは、以下の新聞記事をお読みください。
都立高入試に話す英語力 スピーキング20年度にも導入
(出典元:東京新聞 2017年12月15日 朝刊)
東京都教育委員会は十四日、都立高校入試の英語科目に、話す能力を測る独自の「スピーキングテスト」を導入する方針を明らかにした。早ければ、現在の小学六年生が受験する二〇二〇年度入試から導入する。文部科学省によると、高校入試で英語で話す力を評価するのは、都道府県教委が独自に行うケースとしては初とみられる。 (唐沢裕亮)
都教委によると、約五万人の受験が見込まれる。ノウハウを持つ英検など民間の検定機関と協力して実施。採点に時間がかかるため、二月下旬の通常の入試時期よりも前に行う。
都教委は一八年度から難易度や採点基準などの検討を始め、中学三年生の一部に仮のテストを行うなどして課題を探る。試験の方法は、マイク付きのヘッドホンやタブレット端末を使って受験者の英語を録音するか、試験官と面接して行うかなどを検討する。
学習指導要領では、英語の「読む・書く・聞く・話す」の四技能を総合的に養うとしている。ただ現行の都立高入試では、英語の読解や記述、ヒアリングの三技能を問う試験しか行われていなかった。都の有識者会議は昨年九月、スピーキングテストの導入検討を提言していた。
出典元: 東京都立高等学校入学者選抜 英語検査改善検討委員会 報告書